
里山ベリートラストでまちと里山に賑わいを
第2回市民フォーラムが3月29日(土)、昨年秋に開館した浦和コミュニティセンターの集会室(130人収容)で開かれました。参会者は、一般参加者、講演者、スタッフの総勢100人弱でした。貝山道博埼大副学長に基調講演をお願いしました。
従来私たちは「樹木葬」として墓苑づくりを中心に里山の自然の保全、再生を訴えて活動を進めてきましたが、今回のフォーラムからは舵を切り替え里山の再生、保全を前面に出して多くの方にこの運動への参加を訴えるものとし、呼称も「里山ベリートラスト(里山自然葬)」(里山保全埋葬預託事業)とすることにしました。 「樹木葬」も「里山ベリートラスト」も基本的に里山を保全し、自然に還る葬方ということに変わりはありません。
今回のフォーラムを契機にこれまでこの活動が首都圏の数少ない緑の保全、再生、地域の活性化に多くの点で役立つことを、会員の皆さまの力を借りてより多くの方々に知って頂けるよう運動を展開していきたいと思います。
須斎 美智子
里山葬ベリートラストの実現に向けて
平成20年3月29日にさいたま市浦和コミュニティセンターにて、第2回LECフォーラムが開催された。 今回は2部構成とし、第1部でメイン講師に貝山道博埼玉大副学長を迎えて「氏とLEC、樹木葬との出会い、自然環境保全の大切なこと」についてお話しいただいた後、池田志朗LEC理事、里山協会代表が後に写真掲載のとおりパワーポイントを使ってこのシステムの説明を行った。
第2部では宇都木法男NPO事業サポートセンター専務理事、横路美喜緒グリーンフォーレストジャパン代表、丹澤正直ラーバン千葉ネットワーク理事・事務局長、須斎美智子LEC理事長に貝山副学長が加わり、池田理事のコーディネートにより話が進んだ。 コメンテーターからの意見は「自然を守ろう、森を守ろう」という環境問題の視点から里山自然葬の必要性を訴える点で一致していた。おおよそ70万円ほどの費用支出で墓地を求めることができ、なおかつ森を守るトラスト活動にも参加できるとする点は、環境を重視する社会のトレンドに合致した運動である。
コメントが終わった後に質問や意見を募ったが、「具体的な候補地はあるのか」、「費用面で10万円ほどで何とかならないのか」などの意見もあった。今回のフォーラムを開催してみて、次回はぜひとも具体的な物件とトラスト拠出金を提示する説明会の開催にしたいものだと思った。
なお、この活動は事業として行うものであり、事業を始めるからには決して失敗は許されない。しっかりとした事業計画のもとに着実に準備を進めていく必要がある。会員の皆さんも情報提供や活動資金確保に役立つ『もしもノート』の宣伝等、身近にできることからこの運動を盛り上げて、ぜひとも里山葬ベリートラストを共に実現させていきましょう。
理事・行政書士 森 満夫
樹木葬から里山自然葬へ
一昨年の第1回フォーラムは「樹木葬を考える」というテーマで行われ、樹木葬とは何かが明らかにされました。お葬式やお墓のあり方がどのように変わりつつあるか、広く言って自由化という流れの中で樹木葬がどう位置づけられ、その場を埼玉県に誕生させるために私たちはどのようにしたらよいのか、などが議論されました。
それを受けて今回の第2回フォーラムは、前回のときにLEC側から表明された「埼玉に樹木葬墓地をつくるのは向こう3年が勝負所」という3年目に当たっているわけですから、どの程度事が進んでいるのかが報告されるだろうということがまず期待されるわけです。しかし事前の案内ではその点があまりはっきりせず、しかもテーマには「里山ベリートラスト」などという聞き慣れない言葉が入っていて、一層わかりにくくなっていました。
ところがフタを開いてみると、事の進み具合というニュアンスもありましたが、それよりも新しい提案が持ち出されたのでした。今回の立役者LEC理事の池田志朗さんのパワーポイントによる説明や、シンポジュームでのコーディネーターとしてのコメントなどで「里山ベリートラスト」の意味がはっきりしてきました。
それでは、なぜ「樹木葬」ではなく「里山自然葬」なのか?これまで言われてきた「樹木葬」の多くは1本の木を墓石代わりに植えるというものです。しかし「里山自然葬」では里山全体の森林が墓標としての樹木に当たると考えるわけです。言い換えれば、“私の木”というものはなく、森林全体が“私たちの木”になるというものでした。今回の提案例は、里山保全或いは育成が主になる墓苑であり、そういうものにしたいという計画案でした。
私はそれでいいと思いました。いずれにしてもLECは今回のフォーラムでこれからの運動の方向を「里山ベリートラスト(里山自然葬)」(里山保全埋葬預託事業)に定め新しい出発をしたというのが今回のフォーラムに対しての私の印象です。
大竹 多門
ぞくぞくと参加者が…
春休み、満開の桜、そして晴天、あまりにも行楽日和に恵まれた3月29日…。ぞくぞくと受付をして下さる人びとを見て不安が吹き飛びました。 貝山先生の基調講演からはじまり、熱く語って下さるコメンテーターの方々、そして熱心に傾聴される参加の皆様方。「樹木葬」から「里山ベリートラスト」に名を改めての2回目となるLECのフォーラムは大成功だったと思います。
自然と共生する墓、次の世代の自然を保全する基金を生み出す墓苑、少子多死の時代を見据えて未来志向型の墓地づくりを提案し続けてきたLECが、今回のフォーラムを契機に、多くの人びとの支持を得て装い新たに踏み出す「里山ベリートラスト」の本格的スタートです。 これからはさらに地域の皆さまのご理解とご協力を得て活動の輪を広げていかなければと気を引き締めて活動してまいります。
北御門 堯子
 
後期高齢者医療制度
新学期、新入生、新年度、新人、新鮮新しいという字がつくと胸がふくらむような、何かに期待するというような気持ちになりますが、新制度「後期高齢者医療制度」には気持ちが落ち込む、怒りをおぼえる、暮らしが厳しくなるなどなど希望のない言葉が並びます。これを決めた人たちは歳をとらないのでしょうか。ずさんな管理で行方がしれない年金の掛け金、必要のない道路や橋、必要のなくなったダムは20年も経ったら土砂で埋まってしまうとか。
水没のため先祖伝来の田畑を捨て、暮らしを捨てさせられて土地を追われた人たちは空しい犠牲を払ったことになりますね。新聞、TVで知る無駄づかいのつけは何時でも経済弱者の私たちにまわってくるのですね。抜き打ち的にといいたくなるようにほとんど説明らしい説明もなく年金から天引きされる保険料、ものの値段が上がっている昨今財布の紐をますます締めなければなりません。皆さまの御意見お聞かせ下さい。
おしらせ
とまとエクササイズ
4月30日(水)1:30〜3:00 浦和仲町公民館 和室
5月 7日(水)1:30〜3:00 シーノ大宮 レクホール2
5月21日(水)1:30〜3:00 浦和コミュニティセンター10階音楽室6
5月28日(水)1:30〜3:00 浦和仲町公民館 和室
(和室では滑らないように足袋をお持ちの方はご持参ください)
参加費 会員 400円 一般 500円
申込み 048−855−1238
★ 「もしもノート」の改訂版 1冊 462円です。
★ LECホームページの掲示板にアクセスするパスワードを購入者限定でお知らせします。
メールでお問い合わせください。
LECメールアドレス office@npolec.org
LECホームページURL http://www.npolec.org
編集後記
五輪期間中に開催地でともされる聖火のリレーが、チベット自治区の暴動を鎮圧する中国政府への批判が高まり、ロンドン、パリなど世界各国で妨害や抗議行動が起きています。本来オリンピックとは平和の祭典であるはずのものが、常に開催国の政治情勢と密接に絡み、モスクワ五輪の時は、ソ連のアフガン進行に抗議をして、自由圏諸国は皆、大会出場をボイコットしてしまいました。最も犠牲となってしまったのが、この日のために、懸命の努力をしてきた選手たちです。北京オリンピックでは、まさか、出場を辞退するような国はないと思いますが、一日も早く事態を収拾して、平和の祭典が開催されることを望んでおります。
(高)
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